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中国茶を通して茶農家、社員、お客様を
笑顔でつなぐ「幸せの循環」経営

中国茶世界ブランド ChineseLife 総経理兼CLTS学長 大高勇気さん

 中国茶の世界的ブランドとして、年々拡大しているChineseLife。2004年に設立以降、茶藝教室の運営並びに、有機中国茶やオリジナルデザインの景徳鎮茶器などの生産・販売を手がけ、世界10カ国に渡って輸出しています。

 同社で提供される茶葉はすべて原産地にて有機栽培製法で作られ、厳しい安全基準を満たした選りすぐりのもの。また、茶器に使われる磁器も日本基準を合格したものだけを取り扱うなど、安全性と品質に徹底的にこだわったモノづくりをしています。

 4700年の歴史があると言われる中国茶の世界で、誰もが確立できなかった有機栽培方式での高品質のお茶づくりに挑んだのが、他ならぬ日本人である大高勇気さん。そのお名前の通り、勇ましき侍魂でもってChineseLifeを創業し、中国茶界に革命を起こしている人物です。

 中国人以上に中国茶を愛し、その文化や歴史に造詣が深い大高さんは、契約している茶農家をはじめ、本場中国茶界の重鎮や一流レストランからも信頼が厚く、その名を轟かせています。
 しかし、この異国の地でここまでの信頼と実績を築き上げるまでの道のりは険しく、幾度も困難にぶち当たってきました。そこであきらめることなく志を貫いてこられたのは、共に歩む茶農家の方々や会社のスタッフたちの存在があったからだと言います。

 今回の愛の経営「実践事例」では、大高さんと共に歩んでこられた大切な仲間である茶農家の方々やスタッフへの想い、そして大高さんならではの愛あふれる関わり方について、実際の声も交えながらご紹介していきます。

●中国茶農家の深刻な現状。未来がより豊かになるための仕組みをつくりたい!

 大高さんの中国茶との出会いは、2002年に中国・広州の地を踏んだときから始まる。
 その少し前までは、日本の一流ホテルの料理人として就職が決まり、シェフとして将来の輝かしい道が約束されていた大高さん。中華料理の繊細かつダイナミックな料理法に惚れ、その道を究めようとしていたが、どうしても本場の中国で一生をかけて学びたいと言う想いが日に日に増してきた。

\311\347\263\244\270\366\310\313\317\340\306\254-3.jpg「有名レストランへの就職を棒に振るため、周囲からも反対されましたが、やはり自分の気持ちには逆らえず、思い切って飛び立ったんです」(大高さん)。

 現地の料理専門学校で一から基礎を学び直し、広州の一流料理店で修行を積み始めたのもつかの間、お店が突然の廃業。これからどうしようかと考えていた矢先、当時学んでいた飲茶と縁の深い「中国茶」の存在が気になるようになった。
 知れば知るほど奥が深く、一生をかけても学び終わらないような膨大な智恵の数々に魅了され、より深く中国茶を学ぼうと決意。そこから大高さんの中国茶への探求の道が始まったのだ。

 中国茶の奥深さに魅せられていく中で、その茶葉をつくっている茶農家の実情も知ることとなる。
 都会から遠く離れたお茶の原産地である農村部に足を踏み入れると、そこには想像しえなかった現実があった。年々増えていく大量の化学肥料と農薬によって、土壌が無機質化している現状。
 良い農作物をつくるには、土が最も大切であるはずなのに、この栄養が乏しい荒れ果てた土地では、数年後には茶葉の命が絶滅の危機にさらされてしまう。

\311\347\263\244\270\366\310\313\317\340\306\254-1.JPG また、将来を担う若い働き手の農家離れも深刻だった。若者たちは皆、生活費を稼ぐため、都市部に出稼ぎに出てしまい、農村部は高齢化が進んでいたのだ。

「若者たちはお茶づくりが嫌で都会に出稼ぎに行ってるわけではない、ということを知りました。重労働にも関わらず、身入りが少ない農家の仕事よりも、仕事が豊富にある都会に出向き、少しでも多く稼いで生活を安定させたいと地元を離れる人が大半なのです」

 ところが、彼らの出稼ぎ先と言えば、日雇いの不安定な働き口がほとんど。農村部は住居が点在しているため、学校などの建設が難しく、子どもたちは必要な学力や識字能力を十分得られないまま育つ。したがって、若者たちは必然的に高いレベルが求められるような安定性のある仕事には就けず、結局単純作業などで日銭を稼ぎ、食いつなぐことになってしまうのだ。

 これらの現状をまざまざと知った大高さんは、彼らが茶農家としてより豊かに安定した生活ができるよう、そして自然と調和した、安心・安全で美味しい茶葉づくりで未来への希望と生きがいを取り戻せるよう、有機栽培方式での生産基盤や販売の仕組みをつくろうと、心に決めたのだ。

 それがひいては、絶滅の危機にある茶葉の命と、これまで数千年続いた中国茶文化を後世につなぐことができると信じて。

●多大な手間と労力がかかる有機栽培。農家と想いをひとつにし、信念の茶葉づくりを

cqhuang023-1.jpg 2004年1月、ChineseLifeは、そんな茶農家の人々への想いや中国茶文化への畏敬の念を胸に、新たな世界へと一歩踏み出した。
 最初は通販からスタートし、なかなか売れずにどん底を味わったが、二年後には少しずつリピーターが増え、競争の激しいお茶市場に、小さなお店を構えるまでになった。その一年後には、中国茶文化や歴史の素晴らしさを多くの人に伝えていくため、「茶藝教室」を開講。瞬く間に受講生が増加した。

 その間、各地の茶農家を渡り歩き、彼らの古き良きやり方やお茶づくりへの想いを大切にしながらも、根気よく交渉を重ね、有機栽培で茶葉づくりを行う契約農家を広げていった。

\311\347\263\244\270\366\310\313\317\340\306\254-6.jpg「最初は『日本人のお前に中国茶の何がわかるか!』という感じで、ぜんぜん受け入れられませんでした(笑)。でも、一緒にお茶づくりを手伝い、現地で寝泊まりし、お酒を飲み明かし、語り合うことで少しずつ心の距離を縮めていったんです。
 なかなか信じてもらえないときは、茶葉のつくり方で勝負を挑むこともありました。農家のオーナーと僕が製造した茶葉ではどちらが美味しいか、そこで働く人たちに味見をしてもらうんです。すると、大半の人が僕の作った茶葉のほうを選んでくれるんですね。でも、オーナーが素晴らしいのは、そこでひねくれずに素直に僕のことを認めてくれて、製法を教わりたいと言ってくれること。これは皆さん、共通しています。中国人の方って驚くほど素直で、勉強熱心なんですよ。だからこそ、力になりたい!と応援したくなるんです」

 多大な手間と労力がかかる有機栽培になぜこだわるのか? その想いもしっかりと伝えていく。
 そうして農家の方々と腹を割って語り合いながら、想いや方向性をひとつにし、ただ美味しいだけじゃない、信念の茶葉をつくっていった。
 10年経った今、契約先は300を超えると言う。

●農家とお客様を笑顔で繋ぐ、“橋渡し”が僕たちの役目

 とはいえ、生産体制が充実したとしても、販売ルートが確保されていなければ、農家が安定的に収入を得ることは難しい。

 そこで大高さんが発案したのが、「茶畑支援者制度」だ。
 有機栽培の茶畑支援に賛同した人が支援者となり、その茶畑で収穫されるお茶を一定期間、購入し続ける仕組みだ。
 間にバイヤーが入らず、生産者と消費者が販売者を介して直結しているため、生産者にとってはより高く卸すことができ、一方の消費者にとってはより安く購入できるメリットがある。
 これは、国際貢献の一環として2013年にNPO法人化。「茶畑みらいプロジェクト」と題して、中国全土や海外までその支援の輪が広がっている。

\311\347\263\244\270\366\310\313\317\340\306\254-5.jpg しかし、大高さんが目指しているのは、茶農家の人たちの生活面の支援だけじゃない。
 お茶を通して「幸せの循環」の輪を広げる、ということだ。
 農家の方たちは、大変な重労働をしながらも、心を籠め、命をかけてお茶づくりをしている。その愛が詰まった茶葉をより美味しく淹れる方法をお客様に伝え、大切に販売させていただく。そして、そのお茶を味わったお客様の感動や喜びを、茶農家の人たちに再び届けるという、笑顔の循環である。

「お客様から味の感想や感謝の言葉が届くので、それらを農家の人たちにフィードバックしています。たとえば、「『あなたのお茶は今まで飲んだことがないほど美味しい!とお客様が感動していたよ』と伝えるとすごく喜んでくれて、そう伝えた翌年のお茶はさらに美味しく出来上がるんです。きっとお客様の声が励みになるんでしょうね。
 農家は国を支える地盤の職業もかかわらず、なかなか陽が当たらないのが現状です。そこに光を当て、農家とお客様を笑顔でつなぐ“橋渡し”をするのが僕たちの役目だと思っているんです

 実際に農家の人たちとお客様が触れ合う機会を持つために、スタディツアーを実施。お客様が一緒にお茶づくりを手伝うことで、その工程や農家の実情を理解したり、農家にとってはお客様からの感謝やコメントをもらうことで、お茶づくりへの想いをより一層強くしたりと、お互いの学びや絆が深まる機会となっている。

 こうして中国茶や茶農家への熱き想いを胸に船出をして10年。茶農家の人たちは生活面だけじゃなく、精神面もより一層豊かになった。それは大高さんが心から願っていたこと。
 大高さんが中国の大地に蒔いた愛の種は、しっかりと根を張り、力強い芽を出しているようだ。

●会社を自分の人生を生きるための“学びの場”にしてほしい

 そんな大高さんと想いをひとつにし、共に歩んできたのが、会社のスタッフだ。
 茶農家と同様に、大高さんにとって大切な仲間であるだけに、スタッフに対する愛情も並々ならぬものがある。

店内の茶器1.jpg 現在、店舗及び教室は広州、上海、深圳(シンセン)など5拠点があり、合計20数名のスタッフが働いている。

 アルバイトや契約社員はいない。全員、正社員として雇用しているのが特徴だ。

「スタッフには本気で目の前の仕事に関わってほしいから、全員、社員として働いてもらっています。社長として一人一人の人生を背負うため、相当な負荷はかかりますが、その分、自分自身も一人一人と真剣に向き合い、より深くその人の人生に関われる喜びがあります。それぞれのいいところを伸ばすだけじゃなく、ダメなところも率直に伝えて成長を見守る。そのためにも、“社員”として働いてもらうことにこだわっているんです」

 大高さんが社員に対して、根底に持っている想いとは、
「その人がその人の人生を生きるために、会社を学びの場として利用してもらいたい」というものだ。

 人はそれぞれ自分自身の生きる道があり、目指すべき人生の目的というものがある。だからこそ、会社にずっと縛り付けて、自分の人生を生きられないようなことはしたくない、というのが大高さんの考えだ。

 それは一見、突き放すかのようなドライな姿勢にも見えるが、決してそうではない。
 社員一人一人が、自分自身の人生ビジョンを描けるよう、そのための知識やスキルや人間力を身に付けられるよう、必要な資源を惜しみなく与えるというのが、大高社長のスタンスなのだ。

\311\347\263\244\270\366\310\313\317\340\306\254-2.JPG「皆がそれぞれ、自分がやりたい仕事で独り立ちできるようにサポートしたいと思っているんです。それはいわば“起業家育成”みたいなものかもしれません。そのためにも、ビジネスに必要な基本知識やスキルから、心構えなど精神的な部分、そして人生のビジョンの描き方まで、本人の想いや状況を把握しながら、折に触れ伝えています。一人一人が去年よりも今年、今年よりも来年、人としても、ビジネスパーソンとしても成長しているのが理想ですね」

 ある意味、鍛える側面もあるため、「もしかしたら社員からは厳しいと思われているのでは?」と大高さんは笑みを浮かべるが、実際のところはどうなのだろう? 社員の方々の、会社や社長に対する想いを聴いてみよう。

●自分の国のことを自分以上に深く愛してくれる社長を心から尊敬

店内の一角風景.jpg 訪れたのは、高層ビルや高級ホテルや建ち並ぶ、広州のビジネス中心地、天河区にあるChineseLifeの店舗。
 玄関を開けると、笑顔が素敵な社員さんが優しく出迎えてくれ、初めての場を訪れるときの緊張感が一気に和らぐ。
 異国の地であることを忘れるかのような流暢な日本語。季節の中国茶をそっと淹れてくれる、美しく品格あふれる所作。旬のお茶の甘い香りが空間いっぱいに広がり、つい長居してしまいそうな心地よい時間が流れていく。

 お客様も次から次へと来訪するが、決して慌ただしさを感じさせない。テキパキと対応する中にもゆとりを失わない見事な接客ぶりに驚くばかりだ。

 店長の張さんは丁寧な日本語で一つ一つ、想いを口にする。
店長張さん.jpg「中国茶を買いにいらっしゃるお客様は駐在している日本人の方やその奥様が多く、見識と教養が豊かな方ばかりです。少しでも言葉遣いや振る舞いに雑なところが見えたり、掃除が行き届かなかったりすると、お客様は口には出さなくても、心の中で嫌な想いを持つのです。だから、『いつもお店を美しく綺麗にしてくださいね!』と社長から常々言われています。そのおかげで、お客様から、お店やスタッフを気に入ってもらえて、何度も足を運んでいただいています」(張さん)

 店内が整然としていて、社員の方たちも皆、美しい立ち居振る舞いだったのは、大高さんの想いや指導をしっかりと理解し、行動に移していたからだと合点がいった。

 社員に対して指示をする際は、中国語で話をするという大高さん。「本物の中国人みたい!」(張さん)と評するほど、大高さんの語学レベルは群を抜いていると言う。

「社長は地方の言葉も理解していて、常に通訳なしでお話されるので、本当に驚かされます。中国茶の知識も膨大で、中国人でもこんなに真剣に学んでいる人は見たことがありません。
 なので、中国人の“ファン”も多くて、わざわざ社長に会いに来る人もいらっしゃいます。自分の国のことを自分以上に深く愛してくれている。それが社員も皆うれしくて、心から尊敬しているんです」と、張さんは目を輝かせて語る。

●「自分を見てくれている」安心感と喜びが働き心地につながる

 大高さんが社員たちから慕われている理由は、他にもたくさんある。
 まず、社員一人一人の状況や成長度合いを常に見ていて、その度に適切な言葉がけや関わりを心がけているということだ。

 まだ入社して3カ月という曽さんは、
曽さん.jpg「社長に会うと、『曽さんは何かやりたいことがありますか? どんなことを目標にしていますか?』と聴いてくれます。今までそのような考え方をあまりしてこなかったのですが、社長の言葉で、目標を持って生き生きと働くことの大切さを教えていただきました。いつも私たちの向上心を引き出してくれるので、これから先、自分自身がどんな風に成長していくのか、ワクワクしています!」(曽さん)とうれしそうに語る。

 また、入社3年目のIT担当の呂さんは、仕事以外での場面でも、社長の心遣いや思いやりを知ることができたと語る。
呂さん.jpg「実は彼氏とケンカをして悩んでいた時期があったのですが、社長から『どうしたの? 元気ないね』と言われて、その理由を説明したんです。そしたら、『ケンカの原因は何なの?』と聴かれてお話をしていくうちに、色々な角度から解決策を教えてくれて、気持ちが楽になると同時に、実際に前に進むこともできました。プライベートなことなのに、親身になって助けてくださって、とても心が温まりましたね」(呂さん)

 大高さんは社員を大切な家族の一員として、常に日々の変化を注意深く見ている。話し方、声のトーン、目の輝きから、その人の状態をキャッチして、悩んでいそうなら問いかけたり、以前より成長点が見られた場合は、そこをしっかり認めて褒めるという関わりをしてきた。
 社員の方たちも、社長の「自分を見てくれている」安心感や喜びを感じているようだ。

 その家族的で温かな社風のベースとなっているのが、「手づくりのお昼ご飯を皆で一緒に食べる」という時間だ。
 毎日、料理をつくってくれる専門の人に来てもらい、社員皆で和気あいあいと手づくりご飯を食べる。これは、大高さんが「社員の皆に安心・安全な食事をしてもらいたい」という想いから始められた試みでもあるが、共に同じ時間を共有することで、仲間としての絆が深まったり、お互いの体調や状態の変化にも気づきやすくなる効果が生まれている。

 何より、仕事の場以外でのお互いの人柄を知る機会にもなり、それがチームワークにも良い影響をもたらしているというのだ。
 お店で働く社員さんたちを見ていると、店長や年上の社員が年次の浅い社員をケアするなど、姉妹のような身近な関係にも見える。ChineseLifeの居心地の良い温かな空間は、こうした仲間で共に過ごす時間からも生まれているのだろう。

●失敗しても責められない。だからこそ思い切ってチャレンジできる!

 とはいえ、仕事である以上、もちろん厳しい側面もある。

店長と社長大高さんが話し合うシーン.jpg 店長の張さんは、「社長からは、企画にしても、書類の書き方にしても、常に高いクオリティを求められます。また、『今月の目標は何ですか? 達成できなかった理由は何ですか?』と自分の頭で考え、分析することを求められるので、正直ハードだなと思うときもあります。でも、それはお客様のためであり、お茶をつくってくれる茶農家さんのためでもあり、自分自身のためでもあります。社長がいつも高いレベルに引き上げてくれるので、自分が思う以上に成長させてくれたり、自分の枠を大きく超えることができるんです。それはとても感謝しています」としみじみと語る。

 そうした厳しい側面はあるが、仕事で失敗をしても責められたことはないという。そのふところの大きさもまたチャレンジ精神を失わないことにつながると張さんは話す。

店長張さんお茶淹れるシーン.jpg「先日、お店の箪笥が倒れて100万円もする茶器が割れてしまったんです。社長にこわごわ電話すると、『割れちゃったんだからしょうがないよ! また次がんばろう!』と言っていただき、ホッとしました。そういう風に言ってくれる経営者はなかなかいないと思います。だから、また前を向いて次に進めるのだと思うんです」(張さん)

 大高さん自身も、「何か問題が起きても社員のせいだとは思わないんです。社員の問題はすべて社長である自分の責任だと思っているから、まず社員を責めることがない。責めたところで何も変わらないし、そんなの小さい人間みたいじゃないですか(笑)」と、非常に大らかだ。

 だからこそ、社員がチャレンジする風土が生まれている。
 たとえば、張さんは、お客様がお茶の味を様々な形式で楽しめるようなお茶会を企画したかったが、自分のアイデアに自信が持てずになかなかチャレンジできないでいた。

 そんなとき日本人のお客様が、茶道に詳しいことを知り、その方とパートナーを組んで、「日本の抹茶と中国茶のコラボお茶会」を企画したい!と想うようになった。社長に思い切って提案すると、快く賛成してくれて、実施することに。当日は中国人と日本人のお客様が半々ずつ来られ、2つのお茶の世界を楽しむという「日中の交流お茶会」が叶ったそうだ。

「やってみたいことをやってみたい!と言える空気がここにはあります。そして実際にやってみることで自信が生まれます。失敗したら、分析して次につなげます。社長は広い心で、その一連のプロセスを体験させてくれ、成長を促してくれるのです」(張さん)

cqhuang023-4.jpg 入社1年3カ月には見えないほど、日本語が堪能でベテランに見える潘さんも、この短期間にめまぐるしく成長したひとりだ。
「入社当時はもっと自己中心的な性格で、あまり周りに気遣いができないタイプでした。でも、社長の“人としての姿勢”や“的確な指摘”から学ばせてもらったり、素晴らしい店長や同僚と接する中で相手のいいところを見つけられるようになったり、チームで働くことの楽しさや喜びを感じられるようになりました。この会社で働けて毎日、本当に幸せです」(潘さん)と、にこやかな表情で語ってくれた。

 社員の皆さんが口々に話す言葉がある。
 それは「この会社に入って良かった。社長と出会えて良かった」という言葉だ。

 大高さんがゼロから始めたChineseLifeは、ここで働く社員の幸せをはじめ、茶農家の方々の物心の豊かさ、そのお茶を味わうお客様の喜びを確かな形として生み出してきた。

 この「幸せの循環」の輪を世界に広げ、希望あふれる未来へとつなげるために、大高さんの飽くなき挑戦はまだまだ続いていく。

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(取材・文/伯耆原良子)



【会社概要】
中国茶世界ブランド ChineseLife
店舗及び教室:広州、上海、深圳
設立:2004年1月 
事業内容:有機栽培中国茶の卸売、小売、景徳鎮自社工房茶器設計・生産、中国茶藝講座企画、スクール運営など。
総経理(社長):大高勇気

中国茶・中国茶器のチャイニーズライフ中国茶通販http://www.chineselife.net/
大高勇気オフィシャルサイト:http://www.otakayuki.com/

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